プログラミング 学習

【web制作】案件獲得から納品まで

問題

・ウェブ制作の勉強もある程度できたけど提案の仕方がわからない
・いざ営業するとなるとどういった流れで進んでいくのかわからず不安

こういった疑問に答えます。
私自身初めて案件を納品し終えるまで常に不安を感じながらクライアントとやり取りをしていました。
イメージできない作業をするのはどうしても怖いですし臆病になってしまいますよね。
ですが今では依頼内容をみておおよその流れをイメージできるので自信をもって営業をすることができます。
今回は、
どのように提案するのか
どのようにクライアントとのやり取りを進めるのか
クラウドワークスにて、すこしでも納品までのイメージができ自信をもって提案ができるようになる!
こちらを目標に解説していこうと思います。
それでは解説していきます。

1、提案文の書き方

まず第一にクラウドワークスにて案件を受注するためには数ある応募の中から自分を選んでもらう必要があります。
そこで重要なのが提案文の内容です。
私が提案文を添削して受注できるようになったなと感じるポイントが3つ程あるのでそれを共有します。
また、現在使っているテンプレートも公開しますので参考までに読んでもらえるとよいかなと思います。

相手の立場で考える

いきなりですが質問です。

依頼内容:なるはやでLP制作をお願いします。

1、納品まで2週間ほどいただき競合他社のサイトと比較しながら成約率のあがるLPを作成します!

2、ノーコードサイトを使うことで1日で制作を完了します!アップ後の修正も即できます!

この上記2点どちらの提案を聞き入れたいと思いますか?
私がクライアントの立場であれば2を選びます。
1番の場合だと、確かに競合他社を把握することは大切ではありますがなるはやでLPが欲しいというクライアントの要望に合っていません。
この場合「成約率UP」の部分も大事だとは思うのですが、提案の仕方としては「制作を早くできる」にフォーカスするべきです。
1番は自分視点、2番は相手視点で提案文を書いた場合になります。
ちなみにこれは私が最初に納品をさせてもらった案件の時に提案した文章の一部です。
この提案から連絡を頂き、その後付加価値として成約率UPも狙うべく簡易的な修正は納品後も対応します!と連絡をしました。
提案文を書く際に第一としてクライアントは忙しいことが多いというのを頭に入れるべきです。
クライアントの今一番欲しいであろう提案を依頼内容からくみ取り提案してあげることで
お!この人わかってくれているから任せてもよさそう!
と思ってもらえます。
最初に3つのポイントがありますと書きましたが、ここが1番重要ですのでこれだけは押さえておいてください。

依頼に対して自分の出来る事を明確にする

2つ目が自分の出来る事の明確化です。
これも1つ目に共通する部分があるのですが、クライアントはたくさんの提案文の中から契約を決めます。
そのため、相手のことがわからない人には仕事を頼みたくないのが当たり前です。
「相手のことを知りたければ自分から」
これはよく言われることですが、相手に選んでもらいたいのであれば自分のスキル感などは伝えるべきです。
しかし、ここで注意なのが駆け出しのエンジニアが馬鹿正直に書いてしまってはクライアントが不安に思ってしまうのは当然です。
実績を偽るのはダメですが、スキル感について調べればできるだろうと思う部分に関しては多少背伸びして提案してもよいと思います。
多少の背伸びをした提案をすることでクライアントは「ある程度知識ありそうだな」と思ってくれますし、仕事を受けた時には自分も背伸びした分成長できます。
実際の案件にはたくさんの学びがあるので試行錯誤しながら成長していきましょう。
ただし背伸びしすぎてしまうと案件を受けれても納品ができないということになりクライアントにも迷惑がかかるので、必ず"多少の背伸び”にしておくのがポイントです。

納期を伝える

3つ目はかなり基本的なことですが、納期を必ず記載するようにしてください。
この時に「仮払い後どのくらいで完成します」と書くと少し具体的になるので良いかなと思います。
納期を書くのを忘れるとクライアント側でいつ完成するのかわからず不安に思われる部分が出てくるので大事です。
提案の段階でクライアント側の不安はできる限り解消するようにしましょう。
また、納期に関しては依頼内容で書かれている場合もあります。
その場合はちゃんと納期を把握してますよ、と伝えるために納期までに完成できるのかを記載しましょう。

提案文テンプレート

ここまでで提案文のポイントは以上になります。
今回はせっかくですので私が実際に使用している提案文のテンプレートを公開します。
とはいえ、私の提案文は前回の記事でも紹介した原さんの提案文を丸パクリして自分なりにアレンジを加えたものになります。
提案文のテンプレートはいろいろな方が公開していますが、丸パクリしてしまうとほかのワーカーと被ることになり目を引かないので自分なりにアレンジすることをお勧めします。
私が公開する理由も丸パクリをしてほしいわけではなくどういった形で提案文をアレンジしたのかの参考にしてほしいためです。
それでは下記が提案文のテンプレートになります。

提案文テンプレートの画像
いかがでしょうか。意外にシンプルですかね。
私のブログに何度も登場するはらさんの提案文テンプレートとほとんど変わりませんが少しの変化で案件を獲得できる様になりました。
このテンプレートにした理由としては依頼内容に対する対応の可否をシンプルに見やすくできると考えたからです。
もちろん依頼内容によって追記で書くものもたくさんあるため、テンプレートがあったとしても1件当たり大体20分前後使って提案しています。
アレンジしたといってもほとんど原さんのテンプレートと同じで案件をとれたので、ほんと原さんには頭が上がりません(笑)
ここまでで提案文については以上になります。

2、提案から納品まで

ここからは実際に提案をした後のクライアントワークのやり方をお伝えします。
私がクラウドワークスで案件をとるときに一番不安だったのが、"流れがわからない"でした。
現在ウェブ制作を勉強して実際に案件をとってみたいと考えている方にはこういった方が少なくないんじゃないかと思います。
実際、twitterなどでもよく疑問点で上がっているのを目にします。
そんな方に向けてまだまだ実績としてはペーペーの私ですが、少しでも力になれるんじゃないかと思って書くので興味があれば引き続き読んでいただけると嬉しいです。

提案後の確認メール

提案後、自分の提案を気に入ってもらえるとクライアント様より連絡が来ます。
この時はたいていの場合、仕事内容の詳細と仕事できるかの確認がほとんどです。
このメールを受けたら、どんなタスクがあっても即レスを優先順位のトップにして、対応できます!と返信してください。

契約完了

メールの確認をし、クライアント様に同意いただけたらクライアント様が契約完了を行います。
契約完了の通知が来ると思うので通知が来たらただ返信をするのではなくワーカー側でも契約同意をする必要があります。
契約完了後にメッセージのやり取り画面に同意ボタンが出ますのでそちらを押して契約を完了させましょう。
ここで注意なのですが、クラウドワークスにはこの後に仮払いというものがあります。
クライアントが仮払いを行うまでは作業を開始しないようにしましょう。
契約完了後の流れについては下記の通りになります。
契約後の流れの画像

仮払い確認後

契約を同意すると、クライアント側で仮払いが行われます。
仮払いの完了通知をもらうといよいよ作業を開始できます。
この段階で作成物の修正をし、依頼の完成まで行います。
作成物の確認をする際はHTMLファイルを渡したり、アップロードなどはせずあくまで完成物の確認のみを行うようにしましょう。
万が一、クライアントに飛ばれてしまってトラブルになるのを防ぐためです。

納品と検収

クライアントからOKをもらったら納品の通知をします。
クライアント側が検収完了を行うのでこの段階でファイルの受け渡しやアップロードを行います。

利益獲得

最後のアップロード作業やファイル受け渡しが終わると支払いが行われ案件終了となります。

以上がクラウドワークスにて提案をして実際に納品するまでの手順になります。
少しでもイメージができることによって案件獲得に動くハードルが下がり、この記事を読んでいただけた方が案件を受注できる様になると嬉しく思います。
もし、提案文を書く際などにうまくいかない箇所等ある場合はtwitterにて連絡いただけると相談にも乗りますのでお気軽にご連絡ください

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